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【厄除】節分の日【招福】

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「図説百鬼夜行絵巻をよむ」(河出書房新社)p100より出典

「図説百鬼夜行絵巻をよむ」(河出書房新社)p100より出典


 節分は2月3日。
 もう、刷り込まれていますよね。
 豆まきだけではなく、恵方巻を食べる風習も何となく定着してきました。

節分って?

 そもそも「節分」とは、四季がはじまる日(立春、立夏、立秋、立冬)の前日という意味で、文字通り、季節を分けるということで「節分」。いつしか立春の前日である2月3日をさすようになりました。

 二十四節気では、春から1年が始まるため、立春は二十四節気的にはお正月のようなもの。

 太陰太陽暦(旧暦)では、という解説を書こうとwikipediaを読んでみたけれど、ナカナカむずかすぃ。
 ともかく、グレゴリオ暦に統一された現在からは想像しにくいが、いろいろな暦で季節や節目を表現してきたのが、我らの先人たちです。

 マヤ暦がどうのこうのと、一部の人々は騒いでいる。よその国の暦で、しかも予期されるはずもない数年先のことで頭を悩ませるくらいなら、もっと我々のご先祖さまが感じていた季節感やらを、大事にした方がいいんじゃないかなぁ、というのはタカノ個人の感想。

 話を戻して…。
 節分とは、二十四節気的には「大晦日」にあたる。
 大晦日といえば、厄除や晦日籠りなど、福を招いたり、厄を祓う風習が各地で行われるが、節分で行われる風習もそういった意味合いのもの。
 新しいスタートを切り直すためにも、厄除招福の節分行事を取り入れてみては?

節分の風習あれこれ

豆まき

平成二十二年の方位「神社廳暦」(福桶県神社庁発刊)より

平成二十二年の方位「神社廳暦」(福桶県神社庁発刊)より

 豆は「魔滅」につながり、豆を投げ邪気にあてて魔や厄を追い払う意味がある。豆の威力はバツグン。

炒った豆を投げて鬼をはらう風習は支那起源というが、直接の起源は鬼や悪霊を祓う「追儺」という宮中行事から。
 
 日本的な風習は、宮中行事を庶民でも行えるよう簡略化したものも多い。

 自分の年齢(数え年)の数だけ豆を食べるのは、身体が丈夫になって風邪を引かないという言い伝えから。
 魔滅を身体に入れて、体内の悪い物を浄化するというのは、神道の直会(なおらい)と同じ意味合いです。豆というのは神さまの授かり物かもしれません。栄養満点ですし。

 一般的に豆まきの豆は、炒った大豆が多いが、土地土地によってことなる。
 北海道や東北・北陸・南九州では殻付きの落花生をまくところもある。ちなみに、ウチの福娘の実家(熊本県小国町)では、落花生をまくそうだが、町全体でそんな風習かどうかはわからないそう。

恵方巻

allaboutさんより転載

allaboutさんより転載

 恵方というのは、歳徳神(としとくじん)という方位神がその年におわす方角のこと。恵方に向かってものごとを行えば、万事に吉、といわれています。
 かつて初詣は自宅から見て恵方の方向の寺社に初詣する「恵方詣」も行われていた。

 歳徳神とは一説によると、牛頭天王の后で八将神の母の頗梨采女(はりさいじょ)とされている。また、牛頭天王は素戔男尊と集合したため、その后である櫛名田姫(くしなだひめみこと)ともいわれる。

 博多で節分祭が盛んな櫛田神社の主祭神の一柱に素戔男尊も数えられているのは、ご縁を感じますねぇ。

 恵方に向かって巻寿司を食べる風習は、近畿から。大阪の商人がのりのセールスプロモーションのために宣伝したなど、発祥は諸説いろいろ。
 恵方巻の具は、七福神にちなんで、かんぴょう、きゅうり、しいたけ、だしまき、うなぎ、でんぶの七種を、という決まりもあるようなないような。

 あまり深く意味を考えずに、節分の日は家族水入らずで「手巻き寿司パーティー」でもしちゃったらいいんじゃないでしょうか。

 博多節分 二社一寺巡りのすすめへ、つづく。

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