七十七踏み目 黒島天主堂
31 3月 2009
One Comment
手作り感あふれる堂内
建物はロマネスク様式で、三層構造という技術的にスンゴイ建物である、らしい。使われているレンガは40万個あって、ズッシリドッシリ。 信徒がレンガを一つ一つ積み上げてコツコツと完成させた。
堂内はこうもり天井で、グワッとした空間を醸し出していた。天井板などの部材は、一枚一枚木目を描いているというから、芸が細かい。具体的な理由ははっきり憶えていないが、材料コストを抑えるための知恵だという。
とはいえ、床のタイルは有田焼というから、きちんと奢った部分もある。基礎や柱の台座・装飾には、黒島特産の御影石が使われている。
ステンドグラスが堂内をさまざまに染め、信徒ではないボクも何だか厳粛な気持ちになってしまう。
近代の特に長崎県の教会建築は、手作り感と荘厳さがうまくミックスされて、ハッと息をのむような教会が多い。地元では観光地的に紹介したいという気持ちがある反面、敬虔な信徒の信仰の場でもあって、なかなかその案配が難しい。
聖地、信心の場を訪れる際は、トーン&マナーを守って、楽しむのは基本的なお約束。その上で楽しめばよろしいんじゃないでしょうか。
お百度ットコムには、長崎の教会群を入れたいな、と常々思っていたけれど、なかなか踏ん切れなかった。
けれど、聖地とは邪でない共感を生む場所、コミュニティの精神的な中核を為す場所であるっ、という当サイト独自の定義からすると、全然大丈夫(ですよね)。
機会があったらまた紹介したいと思います。
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