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八十五踏み目 鷲原八幡宮

18 4 月 2009 One Comment
鷲原八幡宮

●所在地
島根県鹿足郡津和野町鷲原
●ご祭神
誉田別尊・息長足姫尊・玉依姫命(八幡神)
●ご利益
流鏑馬! 大当たりを一発狙いたい時に

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津和野の名所

tuwano01 島根県津和野町といえば、山陰の小京都として有名な山あいの観光地。
 文豪・森鴎外の生誕地とか、SLが走る路線があったりと、老若男女・鉄っちゃんも集まってくるけれど、ボクが津和野町で一番好きなのは、この鷲原八幡宮だった。
 
 萩・津和野とセットで呼ばれることも多いせいか、山口県にある、とか、長州藩の支藩である、という誤解も多いけれど、江戸時代は坂崎氏(3万石)・亀井氏(4万3千石)の、れっきとした大名の城下町だった。

 鎮座地が津和野メインストリートから少し離れているためか、訪れたのは休日というのに参拝客がほとんどいなかった。独占状態である。
 ご神域は広大で、津和野の総鎮守といった風格だが、津和野では鷺舞が伝承されている弥栄神社のほうが観光地的には高名。全国で唯一「稲成」とかいて「いなり」と読む(普通は稲荷)太鼓谷稲成神社、長崎から配流されたキリシタンが多く住んだ歴史から、立派なカトリック教会もある。
 信心という観点で見ると、語るべき濃度が高い町なのだ。

流鏑馬馬場

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 鳥居をくぐると、眼前に緑の回廊がすっと伸びている。流鏑馬馬場だ。
 永禄11(1568)年にこの地の地頭・吉見氏が鎌倉の鶴岡八幡宮が勧請して同社を造営した際、鶴岡八幡宮の馬場を模して造ったもの。全国で唯一、当時の馬場の形式を残している馬場といわれ、島根県指定史跡文化財。
 毎年4月の第2日曜日に天下太平・五穀豊穣を祈る流鏑馬神事が行われる。この時ばかりは、たくさんの観客が集うという。気候のコンディションにもよるが、満開の桜の中鎌倉武士の装束で疾走する武者姿を見ることができるそうだ。

 道路整備で一部切り崩されたそうだが、長さ百八十間(251m)幅十五間(27m)のトラックは見事なもの。歩いて参道に向かうまでに、息が少し荒くなった。参道に対して直角の馬場も珍しいそうだが、馬場が現存する神社はほかに見たことがないので「そういうものか」と案内書きを読んだ。

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