一〇四踏み目 行者様
6 6月 2009
One Comment
神像を拝む
役小角信仰で特徴的なのは、神像を拝む風習があること。役行者はアイコンなのだ。
行者様は、何かに座ったように両足を見せ、一本場の高下駄をはく。右手には錫杖を持ち、左手で巻物。豊かなひげをたくわえ、頭にはずきん。左右には仏像が配されている。
本来は左右には使役する鬼神(前鬼・後鬼)がスタンダードスタイルらしい。
笑みを浮かべているようにも見え、その表情は穏やか。恵比寿さんや大黒さんのように福々しすぎることはないが、祝いの島の微笑みだ。とてもホッとする。
島の人は、大晦日の夜に集まり、酒などを酌み交わしながら新年を迎える。注連縄も島の人たちの手作りだという。
気になる石
行者様でお札をいただき、ホッとして帰ろうとするといわくありげな、ご神岩を発見。これが何なのかはよく分からないけれど、ボクはこの石が「行者様」ではないか、と思った。
以前はお堂はなく、吹きさらしで石像、もしくは役小角が座った岩、が祀られていたのではないか。
ともかく、何ごとのおはしますかは知らねども、ありがたさを感じた石だった。
祝島では、4年に一度、国東半島最北端付近にあるの伊美という集落から、神官を招いて神事を奉納する「神舞(かんまい)」という島を挙げての神事が執り行われる。
この祭りについても、プチシリーズでふれてみたい。
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