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二踏み目 筑前一宮・住吉神社

11 7 月 2007 One Comment
住吉神社

●所在地
福岡県福岡市博多区住吉3-1-51
●祭神
 住吉三神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)
●ご利益
 海洋航海の神様が転じて、商売の神様に

神威か。突然のスコールが…

 御朱印が書き上がり、拝領しようとちょうど手を伸ばした瞬間だった。
 ザンブリと雨が降り出した。境内の巨樹の葉が打たれ、パラパラと不規則な音を立てる。乳白色だった空の色は暗転し、まさに「ありゃりゃ」という感じ。

 社務所の屋根は、おもむき深い青銅葺きだったが、軒下では雨粒を防ぐこともできない。
 そのとき、神官の一人が「忘れ物の傘です。どうぞお使いください」。
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 参道を抜けて、通りに出るまでにびしょぬれになってしまったが、あの時は神様に思えた。ありがとうございます。

 スミヨシは、もともとスミノエつまり、澄んだ入り江という意味で、洗い清める場所だという。きっと住吉の神様が穢れを洗い流してくださったのだ。と思う。

 住吉神社は、ペーパーカンパニーの初詣の公式参拝をさせていただく神社である(といっても今年初めて行っただけだが)。個人的には、とある方に「ご縁がある」と教えていただいたので、ここ2年ほど、正月にはお酒を奉納したり「なんだかなぁ」という折に触れて、参拝している。

 ボクは信心深いのだ。
 ちなみに、ボクはパワースポットかどうかの判断・判定はあまりできない。やれるようになりたいと、日々精進しているかれど。

何百年前か、ここは海のほとりだった

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 住吉神社は、筑前一宮である。一宮というのはそのエリア(国)で最も位が高い神社ということ。

 住吉さんは、一時期その地位を筥崎宮に譲ったことがあるが、ずっと筑前の一宮だったという。

 住吉神社の主祭神は、底筒男命(そこつつおのみこと)、中筒男命(なかつつおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)の三神。海にまつわる神様で、船乗りや漁師さんに篤く信仰されている。

 住吉三神を祀る神社は全国に、とある本では約600社、また別の資料では二千数百社あるとされ、総本社は大阪の住吉大社。また神功皇后の三韓征伐の際に守護した神様でもあり、伝説に由来する大阪、下関、福岡は三大住吉とされる。

 博多の住吉さんは、もっとも古く成立したといわれ、総本社に対し「根本社」という場合もあるとか。

 大阪の住吉大社は海辺にあるそうだが(行ったことがない)、博多の住吉さんも海に面していたという。

境内を歩き回ってみる

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 中央区から出かける場合、住吉神社へは西口からの参拝となる。

 那珂川に架けられた赤い橋を渡り、亀がフガフガとようけおる天龍池(ひょうたん池の方が通りがいいか)へ至る。この池は、海辺にあった名残であるという話を聞いたことがある。

 知る人ぞ知る話だが、この一帯は福岡市の同性愛者の方が集う店が集まり、夜はそういう方の百鬼夜行な通りとなる。神に連なる眷属は、昔から一癖二癖ある人たちが多かったという。だとしたら「神域へ至る道」がそういうストリートであるのは、何やら象徴的な感じがしないでもない。

  参道をテクテク歩いて行くと、蚊にようけ刺された。
 住吉神社の中には、末社摂社が10社以上もあって、神様も天神さま、恵比寿さまなどオールキャスト。

 天龍池には住吉三神を生んだとされるイザナギミコトが祀られる天津神社もあった。

 楼門をくぐって、ドドーンと眼前にある社殿。国の重文である。何でも黒田長政が1623年に再建したもの。「住吉造」という形式でキチョーなものらしい。

 博多部にあるのに、何となく超然として、庶民派っぽくないのは、黒田家が信仰したからなのだろう。お櫛田さんは「博多の総鎮守」。武士の崇拝する一宮に対抗する博多の町人のメラメラした思いが感じられる。

御朱印をいただく

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 「昭和46年●月●日生まれ、福岡市●●区・・・、高野龍也です。今度クラコバというのをはじめました。事業の成功・発展と取締役さんのご多幸を祈願いたします。ありがとうございます」。

 今回は事前に祈願の文句を考えていたのだ。頭の中で唱えているのに、なぜ噛むのだろう。3回言い直した。

 祈願にはいろいろと作法があって、ボクも勉強中だが、生年月日と住所を言うことが重要らしい。自己紹介もなしに、ただただお願いだけするのは、無礼なことなのだ。

 その後社務所で御朱印をお願いした。御朱印帳は販売していないということだったが、白い紙に一筆書いていただく。
 拝領しようと手を伸ばした瞬間…。

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