一三八踏み目 飛来神社
少彦名命さまと遊ぶ夏
現在、主祭神は少彦名命のお神さま。
ご一緒に飛来して来た大己貴命さまは、どうなされたのか?
少彦名命さまは、大国主命(大己貴命)さまのの国作りに協力するため、波の彼方より天乃羅摩船にのってやって来たお神さま。
すごい智慧を持つ神さまと言われ、またその名前から、とても小さな体のお神さまとも言われる。
国作りに協力したあとは、常世国に去られた。
ということは、吉塚は常世? 常世は「黄泉の国」とか「死者の国」のようなイメージを持っている方もおられるようだが、むしろユートピア。
温泉地は常世っぽい。
少彦名命は一寸法師のモデルとなったようで、物語的には、故郷を去り海を渡ってしまうロード・オブ・ザ・リングのフロドも思い出す。
米や穀物、種子、卵(タラコ的な)の小さなひとつぶひとつぶに宿る生命力もイメージさせる。
バクテリアなどの微生物、各種菌の見えない働きが、ボクたちの暮らしを支え、豊かにしていることか。
そんな小さきモノたちへのリスペクトが少彦名命として、ご顕現なされたのかもしれない。
飛来神社のご神体は、神像であるらしい。その御姿は少彦名命をかたどったものなのかは不明。飛来神社のお神さまは、とても子ども好きだそうで、毎年夏になると、ご神像は子どもたちと一緒に、ザンブラコと川に飛び込み、浮き輪替わりに、子どもたちの安全を見守っていたそうな。
ご神体は門外不出で、何百年も日の目を見たことがないという神社がほとんどだとしれば、こちらは存外に、オープンでラフに取り扱われていたことになる。
本殿の前の階に、2体のご神像がむき出しに(いやオープン&ラフ)置かれてあったが、もしかして、こちらがご神体? まさかなぁ。
また、手足の病気にもご利益があるということで、祭礼の時には手形・足形を奉納する風習もある。
古寂びたいい風情でたたずまっているお宮だが、拝殿の中は絵馬や恵方盤などで、カラフルというよりポップ。
境内の中を歩き回っている間中、神社ネコがずっとくっついてくれていた。今思えば、飛来神社のお神さまだったのかなぁと、思う。
ボクは動物アレルギーなのに異様なネコ好きという、ネコに関しては、体と心がアシュラ男爵なので、あまり一緒に遊んであげられなかった。
子ども好きな神さまからすると、ボクもまだまだ子どもに見えたのかもしれない。










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