一四一踏み目 乙犬八幡宮
| 乙犬八幡宮
●所在地 糟屋郡篠栗町乙犬 |
![]() |
実家の産土神
乙犬は「おといぬ」と読む。
地元の人以外で、一発で「おといぬ」と読める人は少ない。なかなかの難読地名である。
タカノ一家がこの乙犬に居を移したのは、21年前。しかしこのたびの参拝が、初参拝となった。
「ご近所の神社に行こうっ」と音頭をあげながら、実はボク自身がご近所神社を全然大切にしていなかった。
反省反省。そういえば、いまだ、桜井神社に参拝していない。いかんなぁ。
実家から歩いて10分足らず。鎮守の杜を背後に控えた乙犬八幡宮がおわした。
たもとで、近くのおじいさんとお孫さん2人とすれ違った。まだ午前8時30分ごろ。
正月早々、孫二人は寝不足からか、ちょっと仏頂面。おじいちゃんが「ほら、お兄ちゃんもお参りしよるよ」と、ボクを指差したので精一杯の笑顔(口元をゆがめて)を見せて「おめでとぉ」と声をかけた。
じいちゃんはニコニコと満面の謹賀新年だったけれど、孫たちはそっぽを向いたまま「おめでとうございます」。
いい年の始まりですな。
参道(石段)の真ん中の手すりに合わせて、電燈が灯されている。簡素ながらも真夜中には、こうこうと光がお神さまのところへ導いてくれていたんだろう。
以前、屋久島で年を越した時に、小さな神社を訪れた。参道にはたいまつが灯され、チラチラと火灯りがゆらめいて幻想的な風景だった。石段を登っていると、その光景がなぜか蘇った。
乙犬八幡宮さんには、八幡紙の三柱以外に、天児屋命、武甕槌神、姫大神のほか、境内社に宝満宮、素戔男尊、玉依姫命、疫神社などが祀られている。そう、御由緒書きにあった。
石段の途中に、小さな祠があったが額などが見当たらない。すべてこの祠に合祀されているのだろうか。ひとまず、二拝二拍手一拝。
コチラのお宮でも、正月はお祭りが行われているようだ。
お賽銭箱の横に、福笹が起これている。「ご自由に」ということなのだろう。かたわらでは、旧年の福笹を燃やすための「どんと焼き」? というか、たき火。
この気楽さは、これでいいなぁ、と思わせる。
かなりセルフ度が高い「お祭り」だが、準備するのが大変なのだ。実家のご近所さん方に感謝するばかりである。
今回調べてはじめて分かったけれど、乙犬八幡宮は乙犬山という山の麓におわす。ボクが初代飼い犬と散歩に行っていた「ウチの裏山」がそれだ。太祖神社が、若杉山をご神体としているのならば本来は、乙犬八幡宮のご神体は乙犬山だったのではないだろうか。
pages>> 1 2











ご意見ご感想を、お願いします。