四十踏み目 鷲尾愛宕神社
| 鷲尾愛宕神社
●所在地
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日本三大愛宕
百道浜に向かって眺望が開ける愛宕神社。ご近所さんではないため、そうそうお詣りする機会もないが、やっぱりこの眺めは気分がよろしい。スコーンと抜ける感じがする。
どこぞで聞いたかは忘れたけれど、鷲尾愛宕のお社は、福岡で随一といっていいほどの、ご霊験があるそうな。迷いがあるときは、お祓いしてもらった方がいいですじゃ。この風景を見ていると、確かに何かが突き抜けて、気分が楽になる気はする。
愛宕山の麓にでっかい「日本三大愛宕」という看板がある。目立つ。日本で3本の指に入る愛宕さんということだが、この手の看板を見て素直な人は「なるほどなるほど」と頭をたれてありがたがる。ひねた人だと「勝手に言っているだけじゃないの?」なんて、斜に構える。
ボクはどっちかというと後者よりの中立派という絶妙なスタンスで。お詣りする時は、ははーっとありがたがり、家に帰ってググったりする。![]()
いや、実際にちまたで「日本三大●●」なんぞは、地域によって変わっているものが多い。三大のうち、三つ目あたりにあげられるものだけが入れ替わっていたりするのだ。
一番目と二番目は揺るぎない。けれど三番目くらいなら…、良かろーもん。という感じなのか。まぁこの当たりは鷹揚に構えて、地域によって1番目も2番目も変わって良かろーもん。と言いたい。
けれど鷲尾愛宕神社は、ざっと見た限り「日本三大愛宕」から漏れていなかった。確実にトップ3に入る愛宕さんと判断する。ボクは。全国に「愛宕」の名をいただくお社は1000を超えるというから、すごい、とボクは感嘆する。
愛宕神は防火の神
さて、愛宕さんとはどのような神様であらせられるのか。平安京の西北にある愛宕山から発した信仰、らしい。その方角に雷雲が生じることが多かったため、そこに神様が住んでいると信じられた。それやこれやで、武家の間では武神として、庶民には火伏せの神様として尊崇された。
京都の愛宕山は霊山であり、役行者らによって開かれたという伝説も残る。修験道の霊場で修験者が多く訪れたという。愛宕信仰は独特の神仏習合信仰の様式を持つ、という。
だが、この鷲尾愛宕神社は、江戸時代に筑前黒田藩二代目の黒田忠之が勧請してきた神様。もともとはイザナギ、イザナミの神様を祀る鷲尾神社があり、そこに合祀された。
黒田騒動のとき、愛宕神の霊験があって難局を乗り切った、と信じられ、黒田家にずいぶんと大切にされたよう。現在も通称は単に愛宕神社と呼ばれているように、鷲尾権現の影が非常に薄くなっている。鷲尾神社は1世紀ごろ、景行天皇のころの創建とされているから、ずっとずっと先輩だ。はるか古代から霊験を発してくださっただろうに。おかわいさうに。










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