四十八踏み目 和多都美(わたつみ)神社
25 2月 2008
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豊玉姫の墓所
開かれた海の神社の面持ちは、森に入ると一変する。鬱蒼ととまではいわないが、木漏れ日がまぶしいほどの巨木が並ぶ。
神聖な雰囲気は、漂っている。
ボクは磐座だ、と思ったが、豊玉姫の御陵だと伝えられている。父の豊玉彦の御陵も近くにあるそうで、海神の父娘の墓所でもある。
豊玉姫は山幸彦の子を出産するために、かの地へ出かけたそう。「出産する時、私たちは本来の姿になるのでのぞかないでほしい」。そう豊玉姫は嘆願したが、山幸彦はやっぱりのぞいてしまうんである。姫はワニ(サメ?)の姿。その姿を見られたことを恥じた姫は、海神の国に帰ってしまう。
その後、子のウガヤフキアエズは豊玉姫の妹玉依姫に養育され、またウガヤフキアエズは叔母の玉依姫と結ばれて、神武天皇を産む。
神代は結構人間関係が濃い。そして、神代のころから男は、のぞくなと言われるとのぞいてしまう生き物だったらしい。
豊玉姫と父がここに眠るのは、そんな悲劇も隠されているのだ。![]()
そうそう、和多都美神社には三本足の鳥居もあった。京都の蚕の杜にしかないのかと思っていたら、ここにもあった。由来来歴は分からないが、いろいろな謎がてんこ盛りのお社であるのは間違いない。
山幸彦は龍宮で3年間のんびりと過ごしたが、地元に帰ってみるとそれほど時間は流れていなかった。浦島太郎は、のんびりと龍宮で過ごした後、地元に帰ってみると数百年も時間が過ぎていた。
和多都美の国では、ボクたちの世界とは時間の流れ方が違うらしい。現在の対馬はもちろん、多少のんびりとした雰囲気ではあるが、ボクたちの時間と同じ時間が流れている。
が、先日のぎょーむ日報でも書いた通り、昔ながらの光景がビシッと残っている。視覚上は時間の流れが止まっているように思える。そこがいい!










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