四十九踏み目 天神多久頭魂神社(対馬)
25 2月 2008
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磐座の祭壇
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境内には御由緒書とか案内サインのたぐいは一切ない。磐座というのは、神宿りする岩のこと。
拝殿のない神社の代表格と言えば、奈良の大神神社。三輪山そのものをご神体とし「日本最古の神社」ともいわれる。
自然崇拝のアメニズムの名残とも、古神道の形式を色濃く残しているともいわれ、その論にのっかると、この天神多久頭魂神社も相当古くからこの地に鎮座した神様であるのだろうな、と思う。
かたわらには榊か笹だかを建てて紙垂(しで)を飾った神籬(ひもろぎ)もあった。
神籬は臨時に神宿り願う聖域のことなので、ここで何らかの神事が行われたのだろう。
磐座に向かい参拝したときに、足下にはロウソクの献灯台が。月明かりだけの夜に、ゆらゆら揺れる火灯り。想像するとまたゾゾっとする。ハッピーハッピーな分かりやすいパワースポットもいいけれど、背筋に冷たい緊張感を走らせる聖域も、それはそれでありがたい。
その横には「齋藤式」と描かれた瓶。
齋藤孝先生の呼吸法や体操とは関係ないのは言うまでもないが、何だろう。最初から何も分からないので、あらゆるものに意味があるのかないのか、ついつい考えてしまう。
境内には、石灯籠がやたらある。傾いて絶妙なバランスで建っているものばかり。そして、風化した何らかの像…。潮風や風雨が穿った穴に、形の良い丸い石が積んである…。全体的にはものすごく神聖だが、そそうをすると怒られる。そんな空気を感じながら、このお社を後にした。










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