五十三踏み目 英彦山神宮
延々石段
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後で分かったのだが、今回登ったコースは、英彦山の主峰である中岳に向かうルートだった。英彦山神宮奉幣殿前の駐車場がすでに、山の半ばに達していてずいぶんとショートカットした登山道であったようだ。
修験の道は、北岳、中岳、南岳を巡る道のりで、断崖絶壁をよじ登るロッククライミングライクなアドベンチャーコースは北岳の方。今度はこちらにチャレンジしたいと思った。
参道の石段を登る。いつも山道で不思議に思うのが、いつどうやってこの石段を組んだのか? ということ。大変な労力だったはず。
ありがやありがたや、と思いながら、腿を必死に上げる。出だしの石段で、相当の体力を消耗する。
参道のかたわらには、修験者が修行し、寝泊まりした宿坊跡が並んでいる。ふもとでは、桜が満開の時期だったが、参道にはミツマタの淡く黄色いポワポワとした花が満開だった。
奉幣殿は思った以上に立派だった。元和二年に造営というから、江戸時代初期の建物で国の重要指定文化財。ここで二拝二拍手一拝。奉幣殿からスッと伸びる登山道(上宮への参道)を登る。
それにしても摂社末社、宿坊跡とか曰くいわれの多いものが参道には目白押しである。
おまけに、奇岩珍樹もオンパレード。そういったものに気を取られているうちに、ずんずんと山道を登っていく。![]()
ボクは、奉幣殿がいわゆる下宮だと思ったが、さらに上に下宮がおわしまし、中宮も祀られていた。参道には、お社のほかにも、岩を掘ってこしらえた祭壇である“窟”が一説にあると49ヶ所もあるそうだ。そのうちボクは何ヶ所気づいただろうか? キョロキョロと注意力を発揮していたつもりが、体力不足だったみたい。
山伏のコスプレで登山できるというのは知っていたが、途中でホントにやっている人がいたよ! 家族でという感じだったが、何だかなぁ。巫女さんに萌えるように山伏萌え、もしくは頭巾萌えというのあるかもっ。よこしまな気分になりましたぜ。
中宮を経て上宮のある山頂へ。ここまで所要時間は1時間30分ほど。後半の道は険しくなく、春なのにそれほど汗もかかずにすんだ。
上宮は、登山客のイザという時の避難所兼用でもある。具体的に神のご加護があるわけである。ちょっとやそっとの風雨じゃびくつかないほど頑丈にできている。拝殿風の建物の中にきざはしがあり、中にホントの拝殿がある二層構造で、おまけに真っ暗だった。










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